Facility
施設・設備
猫又療養所では、猫のための様々な設備を設置予定であり、本館には猫設備、医療設備、消毒設備、洗濯室、浴室、霊安室、スタッフルーム、事務室、玄関が含まれます。別館には天空サウナ、民泊、菜園、食堂が計画されています。また、観光名所として寄付者鳥居群や猫又社も設置予定です。各設備は猫の健康と衛生管理を重視して設計されています。

平面図

猫又療養所本館

猫設備

◎寝床・ケージ室 2部屋

ここではにゃんこ達が暮らす、ケージ室になっています!猫達の健康を把握するための個室です!排泄物などは健康を測る上で重要な要素で、多頭飼育の場合、全頭放し飼いのような空間では、個体ごとの排泄物や、飲水量、様子の確認困難です!故に個室を用意しています! ケージを二段重ねし、15個×2段×2室を想定し、60頭分の個室が用意されています!せまくてぎゅうぎゅうの個室ではなく、広め設計のケージを使用していきます!また、パーテーションなどを使い、病気の猫達も隔離可能となっています!

◎運動室 2部屋

運動室は2部屋用意されています!理由としては、猫達の相性問題などを考慮の上です!猫達が健康的に運動できるように、ローテーション制を考えています!

◎倉庫兼一時隔離室

ここでは、特に重病な猫や、運動不可能な状況の猫達が、一時的な隔離室として住む部屋になります!常にいっぱいの想定ではない為、倉庫も兼ねる設計となっています!


猫医療設備

シェルター施設における、医療設備は大きな問題です!猫又療養所では、診察室、手術室、バックヤード、医療倉庫の設置します!必要に応じて、酸素室やその他追加機材室を、倉庫やバックヤードと兼ねていく形になるかと思います!


消毒設備

シェルター施設における、消毒設備もかなり重要です!ここがしっかり機能していないと、病気感染のリスクが高まったりします!当施設では、下記の消毒設備を設置予定です。

◎煮沸消毒設備

沸騰したお湯で煮込むような殺菌消毒方法です。消毒対象の物が変形せず、小型であれば、大体これで消毒できます。

◎熱湯消毒設備

煮込むわけではなく、熱いお湯に浸し、殺菌消毒する方法です。猫のごはん皿や給水器を毎度手洗いするのも、中々労力で人的コストが高いです!長期運用コストを考えた場合、食洗器等の設置を検討しています。

◎アルコール消毒

消毒殺菌の基本、アルコールです!簡易で便利、ローコスト、それがアルコールです!もちろん、猫にNGなので、使用は安全を考慮して行います!猫又療養所では、主に猫トイレ周りで多く使用します!腸系ウイルスなどは、アルコールが効くことが多いので、他の方法と組み合わせ、殺菌消毒していきます!

◎次亜塩素酸水消毒

特定のウイルスや菌に広く効きます!人が感染する、コロナウイルス等にも効果があります!猫又療養所では、施設内で生成し、運用をしていく予定です!猫の体に対し、安全性が非常に高いので、猫のケージ内など、メインの消毒液となります!また、臭気対策にも効果は抜群で、生成した場合のコストは非常に安く、施設全般でメインの消毒液となります!


洗濯室

ここでは、日々の洗濯物を洗って行きます!そのまま裏口へ抜けることが出来、洗濯物を干したりできます!猫ベッドや、猫タオル、猫毛布など、定期的に洗濯することで、衛生環境を保ちます!また、洗濯干しコーナーでは、高圧洗浄噴射機で、猫トイレ等のこびりつきも落とし、衛生管理上、重要な設備です!


浴室

ここでは、汚れてしまったにゃんこが入浴します!ケースによっては、塗料が付着したにゃんこや、油汚れにゃんこも出てくるかもしれません!その場合は、入浴してもらいます!


霊安室

亡くなってしまったにゃんこが一時保管されるスペースです。


スタッフルーム

残念ながらすごく狭いです・・猫に比重を置いていますので、スタッフの皆様、ご理解ください!


事務室

オフィスワークスペースです! 応接、受付、購買、グッズ制作工房などの機能も格納予定で、少し広めにとっています!


猫又購買所

ここでは、飲料や、おみやげグッズなどを販売予定です!同時に施設入館の受付も兼ねます!


玄関、手洗い

しっかり履物を脱いでお入りください!トイレも玄関横にあり、催しても安心です!ここの手洗いで、入館時の手の消毒を行います!

猫又療養所別館

天空サウナ

サウナ設置予定です!景観が良いので、透明ウインドウからお外が見えるサウナを考えています!シャワーを併設、お風呂は検討中です!


猫又民泊

簡易宿泊施設です!駐車場付き、24時間出入り自由、個室で大自然の中、過ごすことが出来ます!近場は海水浴場、山と自然を満喫できます!僻地につき、近場の宿泊施設より、安価な価格帯でご提供予定です!


猫又菜園

畑は難しそうなので、小規模菜園を計画しています!ここで取れた農作物を、施設でふるまったり、販売したりする予定です!


猫又食堂

地域の特産品や、猫又菜園で収穫された品を提供する食堂です!スタッフの食堂も兼ねる予定です!

猫又観光名所

寄付者鳥居群

高額寄付者様の名前が刻まれた鳥居が来訪者様をお迎えします!※変更の可能性あり

猫又社(ねこまたやしろ)

寄付者様のご厚意で奉納頂いた招き猫を祭る社です!招き猫で埋めつくされる光景が出来たら、映えスポット間違いなしです!

 

ここまでが、現段階での建築案です!すべて格納できるか難しいかもしれませんが頑張ってみます!

よくある質問

猫又療養所は、ハンディキャップを持つ野良猫の保護と新たな里親探しを目的としたシェルターです。施設では健康管理や衛生対策を徹底し、地域の野良猫問題の軽減や動物福祉の向上に貢献します。ボランティアの参加も歓迎し、寄付や支援を通じて運営資金を確保しています。また、猫の譲渡基準や災害時の対応についても明確に定めています。

運営に関する質問

猫又療養所とはなんですか?また、運営目的は何ですか?

猫又療養所とは、主にハンディキャップを背負った野良猫達が療養し、新たな里親様を見つけることをも運営目的とした、 保護猫シェルターとなります。 健康管理や適切なケアを行い、動物福祉の向上を目指しています。

シェルターの運営時間や施設の見学は可能ですか?

シェルターの運営時間は平日・週末ともに規定の時間内で開く予定です。 保護猫カフェとしての営業も行う予定なので、 ご来店いただければ見学も可能です。

シェルターの運営資金はどうなっていますか?

シェルターの運営資金は、主に寄付、そして譲渡費用などを通じて賄われます。また、定期的に募金活動やイベントを開催し、地域の方々にも支援をお願いする予定です。

サポート・支援に関する質問

寄付や支援をしたい場合、どうすればよいですか?

シェルターでは寄付や物資の提供を受け付けています。定期的に寄付金や支援物資を集めるキャンペーンを実施しており、詳細はウェブサイトや説明会でご案内します。また、ボランティア活動に興味のある方には、シェルターでの活動内容をご紹介し、適切な形での協力をお願いしています。

ボランティアや地域住民の参加は可能ですか?

もちろんです。シェルターではボランティアの方々の協力を歓迎しており、地域住民の皆さんに施設の見学やイベントへの参加、さらには猫のケアや譲渡活動に協力いただく機会もあります。共に地域社会に貢献できる場を提供したいと考えています。

猫の譲渡基準はどうなっていますか?

猫の譲渡にあたっては、譲渡先の家庭環境や飼育の適切さを確認する面談を行い、猫にとって最適な家庭を選びます。また、譲渡後も定期的なフォローアップを行い、猫と新しい飼い主がうまく共生できるようサポートいたします。

施設に関する質問

敷地の管理や駐車場の整備はどうなりますか?

施設内外の管理は専門スタッフが行い、定期的な清掃や保守点検を行います。また、来訪者用の駐車場を十分に確保し、交通の混雑が発生しないような対応をします。周辺環境に配慮した運営を心がけます。

このシェルターが地域に与える長期的な影響は?

このシェルターは、長期的には地域の野良猫問題を軽減し、地域社会にとっても安全で清潔な環境を提供することに繋がります。また、動物愛護の精神を広めることで、地域住民の皆様にとってもプラスとなると考えています。

施設が原因で地域の安全に影響が出ることはありませんか?

シェルターは地域の安全を最優先に考えており、近隣住民への影響を最小限にするよう努めます。また、スタッフが常に施設内外の安全を確認し、適切な対応を行います。万が一問題が発生した場合も、迅速に対応いたします。

この施設ができることで地域にどんなメリットがありますか?

地域の野良猫問題が軽減され、猫が適切に保護されることで環境が改善されます。 また、譲渡活動を通じて地域の動物福祉に貢献し、地域住民の方々にも協力をいただくことで、地域全体の動物愛護の意識が高まると期待しています。 また富津市観光課と提携し、 地域活性化のイベント等も開催できればと考えています。

施設が過密状態になる心配はありませんか?

シェルターでは猫の健康と福祉を最優先に考えており、収容数を超えることがないよう管理しています。必要に応じて譲渡先を探す活動を強化し、猫たちが十分なスペースで快適に過ごせるよう配慮します。

騒音や交通の影響が心配です。

シェルターは、静かな運営を心がけ、地域の騒音や交通に影響を与えないように配慮します。車両での来訪者の数は管理されており、通常の交通や騒音に影響を及ぼすことはほとんどありません。

災害時の対応はどうなりますか?

災害時には、避難計画をしっかりと策定しており、緊急時にも猫が安全に避難できるよう準備を整えています。地震や台風などの自然災害に備えて、非常食や避難場所の確保も行っています。また、災害時には近隣住民の皆様にも必要な情報をお伝えします。

工事に関する質問

資材の搬入時に舗装が壊れたらどうするのか?

搬入時は道幅の事もあり大型の車両ではなく3t車を使用し搬入を行いますので重量は軽減されますが舗装の方が破損した場合には交通に支障が出ないよう早急に補修いたします。

道幅が狭く搬入車、工事車両が多いと交通の妨げになるのではないか?

周辺の皆様の交通の妨げにならないよう搬入時間の方を調整させていただきます。

工事期間についてはどれくらいかかるのか?

2025年2月〜2025年7月の予定です。

保護猫に関する質問

病気や衛生面の心配はありませんか?

シェルターでは、すべての猫が健康チェックを受け、病気がある場合は適切な治療を行います。感染症対策も徹底しており、健康管理のプロフェッショナルが常駐し、定期的に衛生管理を実施します。施設内は常に清潔な状態を保ちます。

猫の死後の対応はどうしていますか?

万が一、猫が亡くなった場合は、敬意を持って適切な処理を行い、法的に定められた手続きを遵守しています。また、施設内では猫の健康管理を徹底し、できる限り快適に過ごせる環境を提供しています。

猫が脱走することはありませんか?

シェルターでは、厳重なセキュリティ対策を講じ、猫が外に逃げ出さないようにしています。全てのエリアは脱走防止対策が施されており、スタッフが常に監視と管理を行います。

猫の鳴き声や臭いの問題はどう対応しますか?

シェルターでは防音対策を施し、建物内の騒音が外に漏れないようにします。 また、猫の排泄物は専用の処理システムを導入し、 定期的な清掃と適切な消臭対策を実施します。 近隣への影響を最小限に抑えるため、管理を徹底します。

猫の鳴き声がうるさくないか心配です。どう対策しますか?

猫の鳴き声が外に漏れないよう、建物には防音材を使用しているほか、夜間は猫が静かに過ごせるよう適切な環境を整えています。また、猫のストレスを軽減するためのケアも徹底し、過度な鳴き声が発生しないよう努めています。

周辺の野良猫が増えることはありませんか?

シェルターでは、地域の野良猫を捕獲し、避妊去勢手術を行ってから保護します。これにより、野良猫の繁殖を抑制し、地域の猫問題の悪化を防ぐことが目的です。また、近隣で野良猫を見かけた場合、私たちにご連絡いただければ対応いたします。

野良猫が増える原因は何ですか?

野良猫が増える主な原因は、未避妊・未去勢の猫が繁殖することにあります。私たちは地域で保護した猫に対して、必ず避妊・去勢手術を行うことで、これ以上野良猫が増えないよう努めています。また、地域の方々にも適切な猫の飼育方法について情報提供を行います。