2024/11/23 化猫救援隊⑥ ~家主引き渡し拒否~

2024/11/23  化猫救援隊⑥ ~家主引き渡し拒否~

みなさん、こんにちは!

 

今日は埼玉へ化猫救援隊出動です!

 

冒頭からいきなりですが、

家主が『猫引き渡し拒否』の状態となってしまいました!

 

多頭飼育崩壊あるあるなのですが、

アニマルホーダー界隈の特徴的な行動です!

 

一度は『面倒が見れないから引き渡しした方が良い』

と思考が至っても、利己的な理由で変化してしまいます!

 

今回のケースでは、

『膝に乗ってきた子がいた。

もうこの子なしでは生きていけない』

 

という理由の様です!

 

不思議です!

面倒見れない状況は変わっていないのです!

 

引き取った猫達は、

殆どが猫エイズに侵され、猫風邪は蔓延し、

避妊去勢できず繁殖し、治療行為は行われずボロボロの状態です!

 

出産ペースから考えると、

恐らく、子猫は7割近く死亡しているのではと推察しています!

 

拒否をする代わりに、

『猫の医療行為は自身で行う』 との事です!

 

はっきり言って、出来るのであれば応援します!

全頭引き取りしたとしても、いずれまた猫集めを開始するでしょうし、

絶対にその気持ちは必要です!

 

正しく、適正に行われればそれでよいです!

猫達は無事に過ごしていけるかもしれません!

 

本人がそういうのであれば、やらせてみてはどうか

と思われる方もいらっしゃるかもしれません!

 

ここで、今回の多頭飼育崩壊現場の医療状況のおさらいです!

 

医療行為が行われない理由として、

①金銭的な理由 →単純な医療費

②知識不足 →必要な処置がわからない

③記憶の改竄 →猫無視の自身にだけ都合の良い解釈

が主な理由となるかと思います!

 

最低でも9頭の猫が残っています!

 

これらが何一つ解決していない以上、

家主の希望する状況は達成できないと考えます!

 

また、

これらを解決することも困難かと思います!

ここについて記載します!

 

①金銭的な理由

→治療をすると思い立ったところで、

お財布のお金は増えません!

 

猫1頭当りの適正医療費は、概ね年間約13万程度と言われています!

 

年間13万×9頭=年間医療費117万

さらに、ほぼ猫エイズの状況です!

 

仮に猫エイズが、全員生涯発生しなかったとしても、

毎月10万近い医療費の確保、フード代、その他費用、

無理ではないでしょうか??

 

少なくとも、

手取り収入が毎月15万、年収で180万近く上がるあがるような公算がある状況でないと、

これはクリアできないのです!

 

今の収入がいかほどかは存じませんが、

いきなりその状況になることは一般的には難しいかと思います!

 

②知識不足

→単純な猫の医療知識の習得は可能としたとしても、

上記①が想像できないようなこと自体が、これを表しています!

 

猫以外の知識の不足まで我々が永久的に補い続けることは、

実質的に不可能です!

 

③記憶の改竄

→これがちょくちょく発生している以上、

そもそもほとんどの前提が成り立たないです!

 

自身でこれを認識していない以上、

改善が現時点では非常に難しいです!

 

これらの理由から、

家主の希望に沿い、健全な状態を作り上げることが難しいです!

 

やろうとする気持ちは大事ですが、

今回の問題の解決には、糞の役にも立ちません!

 

 

それらを強制力を持って実行させたり、猫達を強制回収できないのが、

歯痒いです!

 

しかし、

この状況も想定内ではあります!

 

預かり隊の皆様、支援者の皆様、

本当にありがとうございます!

 

この様に活動できるのも、皆様のおかげです!

 

出来る事、引き続きやっていきます!

 

追記

ソラちゃん、ミケちゃんに会ってきました!

元気な様子で嬉しいです!

 

また、別タイミングでその後の猫達、

記させて頂きます!

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