みなさん、こんにちは!
今日は埼玉へ化猫救援隊出動です!
冒頭からいきなりですが、
家主が『猫引き渡し拒否』の状態となってしまいました!
多頭飼育崩壊あるあるなのですが、
アニマルホーダー界隈の特徴的な行動です!
一度は『面倒が見れないから引き渡しした方が良い』
と思考が至っても、利己的な理由で変化してしまいます!
今回のケースでは、
『膝に乗ってきた子がいた。
もうこの子なしでは生きていけない』
という理由の様です!
不思議です!
面倒見れない状況は変わっていないのです!
引き取った猫達は、
殆どが猫エイズに侵され、猫風邪は蔓延し、
避妊去勢できず繁殖し、治療行為は行われずボロボロの状態です!
出産ペースから考えると、
恐らく、子猫は7割近く死亡しているのではと推察しています!
拒否をする代わりに、
『猫の医療行為は自身で行う』 との事です!
はっきり言って、出来るのであれば応援します!
全頭引き取りしたとしても、いずれまた猫集めを開始するでしょうし、
絶対にその気持ちは必要です!
正しく、適正に行われればそれでよいです!
猫達は無事に過ごしていけるかもしれません!
本人がそういうのであれば、やらせてみてはどうか
と思われる方もいらっしゃるかもしれません!
ここで、今回の多頭飼育崩壊現場の医療状況のおさらいです!
医療行為が行われない理由として、
①金銭的な理由 →単純な医療費
②知識不足 →必要な処置がわからない
③記憶の改竄 →猫無視の自身にだけ都合の良い解釈
が主な理由となるかと思います!
最低でも9頭の猫が残っています!
これらが何一つ解決していない以上、
家主の希望する状況は達成できないと考えます!
また、
これらを解決することも困難かと思います!
ここについて記載します!
①金銭的な理由
→治療をすると思い立ったところで、
お財布のお金は増えません!
猫1頭当りの適正医療費は、概ね年間約13万程度と言われています!
年間13万×9頭=年間医療費117万
さらに、ほぼ猫エイズの状況です!
仮に猫エイズが、全員生涯発生しなかったとしても、
毎月10万近い医療費の確保、フード代、その他費用、
無理ではないでしょうか??
少なくとも、
手取り収入が毎月15万、年収で180万近く上がるあがるような公算がある状況でないと、
これはクリアできないのです!
今の収入がいかほどかは存じませんが、
いきなりその状況になることは一般的には難しいかと思います!
②知識不足
→単純な猫の医療知識の習得は可能としたとしても、
上記①が想像できないようなこと自体が、これを表しています!
猫以外の知識の不足まで我々が永久的に補い続けることは、
実質的に不可能です!
③記憶の改竄
→これがちょくちょく発生している以上、
そもそもほとんどの前提が成り立たないです!
自身でこれを認識していない以上、
改善が現時点では非常に難しいです!
これらの理由から、
家主の希望に沿い、健全な状態を作り上げることが難しいです!
やろうとする気持ちは大事ですが、
今回の問題の解決には、糞の役にも立ちません!
それらを強制力を持って実行させたり、猫達を強制回収できないのが、
歯痒いです!
しかし、
この状況も想定内ではあります!
預かり隊の皆様、支援者の皆様、
本当にありがとうございます!
この様に活動できるのも、皆様のおかげです!
出来る事、引き続きやっていきます!
追記
ソラちゃん、ミケちゃんに会ってきました!
元気な様子で嬉しいです!
また、別タイミングでその後の猫達、
記させて頂きます!
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