今日は埼玉猫救援隊として出撃しました!
その甲斐あってXで先行投稿しましたが、
無事に2にゃんこを、多頭飼育崩壊現場から救出成功です!
今日はかなり衝撃的な事象が起きた一日でした・・
こちらも語らせて頂きますが、なにはともあれ、
まずは、
救出したにゃんこの詳細をレポします!
1頭目
ミケちゃん (多頭飼育崩壊家主が呼称)
メス 未避妊
生後半年ほどとみられる
■状態
・重度猫風邪
・重度結膜炎(恐らく片目見えてない)
・高熱
年の割に、小柄な体格で、
栄養摂取量が気になるところです。
写真の通り、
治療を施されずに、ボロボロです・・
写真は、状態確認の為、
目ヤニなど落としてこの状況なので、保護直後はもっと凄惨でした。
■今後の方針
一旦、の初期医療後、
埼玉猫預かり隊の元へ移動、
回復を待ち、適時で避妊、目の治療へ移行できれば
2頭目
ソラちゃん (多頭飼育崩壊家主が呼称)
メス 未避妊
5~6歳かも??
■状態
・軽度猫風邪
・軽度結膜炎
この子は、
埼玉猫救援隊結成前に、協力者様が自力で一度獣医へ連れていって頂いており、
その甲斐あって軽度の症状でした!
ありがとうございます!
■今後の方針
避妊去勢を行い、預かりさん宅へ
2にゃんこ共に、
明日、病院からもう少し詳細もらえます!
こちら救出にゃんこの病院レポでした!
2にゃんこ連れ出し成功できてうれしいです!
さて、今回のサブタイトル 地獄の家
こちらについて語らせて頂きます。
多頭飼育崩壊現場は、例外なく凄惨です。
崩壊しているから凄惨なのです。
前回は、凄惨さを発信することを少しためらいました・・
しかし、今回は、この様な凄惨な状況が存在していることを認知してもらった方が、
レスキューに繋がると思い、記させて頂きます。
ここに記されていることは、
殆どの場合、家主が法に触れます。
しかし、その罪を今問うと、
猫達が死ぬ可能性が非常に高いため、
今は猫達を救出する目線で見て頂ければと思います。
地獄の家エピソード①
健康状態の認識の不一致
家主曰く、今回の片目の見えない重度猫風邪結膜炎猫、ミケちゃんは、
健康であり元気な認識です。
現行の動物愛護法では、
治療行為を行わないこの状態を
ネグレクト
と定義しています。
しかし、家主にはその認識はありません。
当然と言えば当然なのですが、
多頭飼育崩壊している当人たちは、
崩壊している認識が殆どの場合ありません。
現状を非常に軽く考えています。
だから崩壊します。
これは、
健康であると認識しないと、
多頭飼育崩壊を認める事となり、
猫を手放さなくてはいけなくなるという事象から逃れるため、
自己洗脳しているのではないかと考えています。
アニマルホーダーという言葉がありますが、
まさにそれです。
今回、家主の言動を集めると、
寂しさという言葉が大きく関係してきます。
寂しさとは、
当人の社会的に不遇な境遇や実体験から、
寂しいという精神状態になります。
通常、多くの場合、
正常な社会コミュニティに属し、他者とのコミュニケーションを介して、
この寂しさを、消化していきます。
しかし、正常な社会コミュニティから、
何らかの事情ではみ出てしまい、
動物にそれを求めた場合、
アニマルホーダーと化す可能性があると思います。
今回のケースでは、
寂しさを紛らわす対象が、
正常な社会コミュニティではなく、猫に向かったことが起因していると考えています。
家主からは、
寂しいというワードが頻繁に発せられ、
それを補う為、猫達をネグレクトホールドしています。
動物問題の多くは、
原因が人間にあり、人間が起こしているのです。
ちなみに、
医療行為を行わない背景には、
貧困の問題が存在しています。
許可が出ない為掲載できませんが、
中々見れないビジュアルのお家に住んでいます。
今回のケースでは、
医療費を賄えない状態ですが、
客観的事実ではなく、
自身に都合の良い解釈を行い、
家主からしたら健康なので大丈夫という認識がある為、
この様な事態を引き起こしている一因になっていると思いました。
家主も、このままではダメだと思う言動もありましたが、
寂しいが勝ってしまうという印象です。
地獄の家エピソード②
遺体処理
今日、衝撃的な話を聞きました。
猫が4頭死んだとの事です。
しかし、最終確認できたのが2日前であり、
急に揃って死ぬだろうかと疑念も持っています。
猫の救出(家主から見たら、猫が減り寂しくなる行為)
を避けるため、虚言の可能性も考えています。
問題は、
一般ゴミと一緒にして、
ゴミ捨て場に捨てているとの事でした。
寂しくないようにと、
猫フードなどを共に詰め、廃棄している様です。
独自の倫理で進んでいる世界だと感じています。
本当に4頭亡くなったのか、
この真相はまだ判明していません。
地獄の隣人エピソード①
クレイジーおじさん
今日は、協力者様が恫喝を受ける事態となりました。
猫レスキューに僕が向かっている最中、道路事情で到着が遅延しておりました。
その間に協力者様が、下準備を進めに現場にいる時、それは起きました。
協力者様を発見するやいなや、
何をしているんだから始まり、大きな声で詰め寄ってくるとの事です。
返答をしても会話にならず、恫喝を続けられたとの事です。
どうやら猫嫌いで、多頭飼育を増長させる一因になっていると誤認しているようです。
事後談を気丈に話されていましたが、
相当な恐怖だったと察します。
前回も書きましたが、
近所トラブルで刃物を持ち出したり、
何度も警察に連行されている方が相手です。
しかも現場の隣人で、
家に近づく人を見張るのが日課です。
正直避けようがないです。
今回は、自分の到着以降、
出てくることはありませんでしたが、
今後、より一層隣人への対処も考えなくてはいけなくなりました。
強硬手段を行わない理由としては、
過去に腹いせに猫を殺した疑惑があるからです。
その場を一時的にしのいだとしても、
またその悲劇が起きることを常に止めることは出来ません。
今は、怒らせないように注意しながら、
猫達をなるべく多く早く回収していきます。
これらが現場を取り巻く地獄エピソードです。
中々大変な現場です。
現在、預かりさんが多く見つからず、
進捗が思うように進みません。
もしもよろしけば、
こちらより預かりさんご協力を頂けますと嬉しく思います!
猫預かり隊申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScQSyQRgkPi4QM7BtGsjufEK2Z5LI4KmRX2vOUoq7Fl4bPiyw/viewform
長文ご覧頂き、ありがとうございました!
猫救出、引き続き頑張っていきます!
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