🐱動物愛護の歴史と猫🐱 第一章 ①先史時代編 トーテミズムとア二ミズム 後編

🐱動物愛護の歴史と猫🐱 第一章 ①先史時代編 トーテミズムとア二ミズム 後編

みなさん、こんにちは!

 

今回は

トーテミズムとアニミズム後編 です!

 

旧石器時代の世界観の中で、
人類と動物たちがどのような関係にあったのかを、
動物愛護の視点から、現代と比較しながら考察していきます!

 


現代と旧石器時代の「動物愛護」の違い

 

まず、はっきりした違いがあります!

旧石器時代には現代的な意味での

 

• 「動物を守ろう」


• 「殺してはいけない」

 

といった
倫理規範としての動物愛護は存在していませんでした!

 

しかしその代わりに、当時の世界には、

 

• 動物を粗末に扱ってはいけない


• 殺すなら、意味をもって殺さなければならない

 

という、世界観レベルの制約が存在していました!

 


世界観レベルの制約とは何か

 

世界観レベルの制約とは、
倫理やルールを超えた、さらに深い層の話です!

 

わかりやすく言うと、

 

「選択肢そのものが最初から存在しない状態」

 

です。

 

• してはいけない → ルール


• する/しないを選ぶ → 倫理

 

これらを超えて、
そもそもそのような発想自体が成立しない世界。

 

それが、旧石器時代の人々が生きていた世界でした。

 


旧石器時代の動物観

 

現代では、

• 動物を殺してもいいか?


• 虐待は悪いか?


• 保護すべきか?

 

といった判断や選択の上で、
動物愛護が語られます。

 

一方、旧石器時代では、

 

• 動物を「モノ」として扱う発想がない


• 命を軽く扱うという選択肢が存在しない

 

判断以前の状態が前提でした。

 

「必要がないのに動物を殺す」という行為自体が、
意味不明なものだったのです。

 

なぜなら、

• 殺すという行為は「世界との関係を壊す行為」


• 動物は対話相手である存在

 

と考えられていたからです!

 

旧石器時代において、
人と動物は同じ世界に属する対等な存在でした。

 

上下関係は存在しません!

 


アニミズムの核心

 

アニミズムとは、
「万物に魂がある」という考え方です。

 

これを深く掘り下げると、
その本質は次のようになります。

 

動物は、モノではなく意思をもつ存在

 

• 獲物は「捕らえられる存在」ではない


• 捕らせてくれるかどうかを決めるのは動物側


• 人間は常に「試される側」

 

そのため、

 

• 無駄に殺す → 世界から拒絶される


• 敬意なく扱う → 次から獲れなくなる


• 死を軽く扱う → 災いが返ってくる

 

と考えられていました。

 


トーテミズムの核心

 

トーテミズムも、
「動物を祖先とする」という表面的な理解では不足してしまいます。

 

その本質は、

特定の動物と人間集団は、同じ系譜に属する

という考え方です。

 

つまり、

 

• 仲間が動物として存在している


• 特定の動物を殺すことは、仲間を殺すことと紙一重

 

そのため、多くの文化で、

 

• トーテム動物は殺さない


• 殺す場合は厳格な儀礼が必要


• 食べる前に謝罪・感謝・供養を行う

 

といった行為が見られます。

 


壁画が示す世界観

 

この時代の洞窟壁画では、

 

• 人間は小さく描かれる


• 動物は大きく、正確に、躍動的に描かれる

 

という特徴があります。

 

この世界の主役は人間ではなく、動物である

 

という認識の表れと考えられています。

 


旧石器時代の動物愛護の原型

 

アニミズムとトーテミズムが合わさった結果、
動物愛護の原型とも言える考え方が生まれました!

 

現代語に訳すなら、こうなるでしょう!

 

「動物の命は、人間の都合で勝手に処理していいものではない」

 

発想や背景は大きく異なりますが、
導かれる結論は、現代の動物愛護と非常に近いものです。

 

旧石器時代の動物愛護は、
愛ではなく動物への畏れと敬意によって支えられていました。

 

• 動物をかわいそうとは思っていない


• しかし、軽んじることを強く恐れていた

 

この構造が、当時の根幹でした。

 

この時代の動物達はどのように捉えられていたか、
構造が理解できたかと思います!

 

しかし、この後、
この人間と動物たちの関りは大きく変化していきます!

 

次回は、
中石器時代と新石器時代に時代が移り変わります。

 

果たして、動物と人はどのように変わっていくのでしょうか。

 

次回はこの辺りを掘り下げてみようと思います!

 


旧石器時代の猫について🐱

 

最後に、この時代の猫について触れます!

 

旧石器時代には、
イエネコは存在しません。

 

しかし、ネコ科動物は確実に存在し、
人類と同じ世界に生きていました。

 

• ライオン
• ヒョウ
• ジャガー
• ピューマ
• ヤマネコ系

 

いずれも、
「飼う・飼われる」という関係が成立する相手ではありません。

 

小型のリビアヤマネコ系の猫は存在していましたが、
人間の生活圏とはほぼ重ならず、

 

人類が接していた猫といえば、
主に大型ネコ科動物だったと考えられます。

 

当時の猫は、


• 人間を襲う存在


• 強い恐怖と畏怖の対象

 

でした。

 

またネコ科特有の、

 

• 群れない
• 従わない
• 調教に向かない

 

といった性質もあり、
家畜化や共生という発想自体が成立しなかったと考えられます!

 

また、夜行性という特性から、

• 夜
• 闇
• 静寂

と結びつき、非常に特別な存在として捉えられていた可能性があります!

 

洞窟壁画に描かれたネコ科動物は、
極めて写実的で、筋肉や姿勢、動きも精密です!

 

食料動物とは明らかに異なる扱いを受けていました!

 

まだ猫吸引ができない時代ですね!
切ないです!


余談 この時代の犬🐶

余談ですが、
犬の祖先はこの頃から人間と暮らし始めていたとされています!

 

人間社会に近づいたオオカミの一部が居つき、
狩りの相性も良く、互いに利益のある存在として、

 

共に狩り、共に生きる同盟者

 

のような関係を築いていたと考えられます!

 


歴史をたどりながら、
人と動物の関係を考えるのは本当に面白いですね!

 

それでは、次回もお楽しみに!

 

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