みなさんこんにちは!
新石器時代編やっていきます!
すごく大事な時代なので、
前編と後編に分けていきます!
新石器時代とは
紀元前1万年ごろ~紀元前3000年ごろ
新石器時代は、
人類史上、最も大きな分岐点かと思われます!
この時代から、
・定住
・農耕
・家畜化
という要素が発生していきます。
つまりは、
動物を所有するという概念が初めて生まれた時代
ということになります!
はたして、
家畜化と動物愛護
これらはどのようになっていくのでしょうか。
まず、前回でも学んだことを復習します!
・環境変化により、結果、人間と動物の関係性が変化する
なので、まずはこの時代の環境変化を探っていきましょう!
まずこの時代に入る前、
完全に氷河期が終わり、完新世(ホロシーン)と呼ばれる、
安定気候の状態に入りました。
実は、地球の温度は天文学的な要因でほぼ決まっています!
地球の公転軌道の形、地軸の向き、地軸の歳差運動
これらの要素で地球が、
暖かい or 氷河期
なのか影響するということです!
新石器時代では地球軌道が安定域に入ったため、
氷河期が終わり、暖かくなったということになります!
暖かくなると何が起きるのか
中石器時代と比較しつつ、何が起きたのかを説明していきます。
実は気候変化の主役は、空気ではなく海なのです。
海がもたらす気候への影響
新石器時代には、
氷河期が終わり、氷床が溶けきります。
つまり、
溶けた淡水が海への流入しなくなることで、
海流が安定します。
海は地球に降り注ぐ太陽光の、
9割の熱エネルギーを蓄えるといわれています。
つまり、
氷が溶けた淡水が海に流れる
→ 海流の塩分濃度、冷水により温度が乱れたり、海流が止まる
という構図から、
氷が溶けきり、新たに海に流れない
→ 海流は塩分濃度と温度を維持し、海流は流れる
という感じです。
海流は、赤道付近で上がった水温、
つまり熱エネルギーを別のエリアへ運びます。
暖流により、
ヨーロッパなどが比較的暖かいのはこの為です。
この熱エネルギーが海流に乗り、
再分配され、徐々に地球規模で気候が安定していくという事になります。
当然、暖かい水温の上にある空気は、
この熱の再分配により暖かくなってきます。
海と空気はセットで、
気候の変化を作り出しているという訳です。
中石器時代と新石器時代の気候変動まとめ
中石器時代は、
暖かくなり、氷床が溶け始め海へ流れ、
海からの熱の再分配が安定せず、結果気候が乱れ、
大気中の二酸化炭素濃度が低いまま上がらない時代
となります。
一方、新石器時代では、
暖かくなり氷床が溶けきり、
海からの熱の再分配が安定。結果気候も安定し、
大気中の二酸化炭素濃度が増えた状態で安定した時代
という事になります。
中石器時代から新石器時代に入るまでに、
徐々に二酸化炭素の総量が増えていきました。
まとめると
中石器時代 → 新石器時代の移行過程で起きたこと
・気温上昇
・氷床が縮小、消滅
・海流が安定した
・その結果、海と陸の炭素循環が安定した
・二酸化炭素濃度が緩やかに上昇し続け、安定した
となります。
農耕と定住化の始まり
中石器時代では、
氷が溶け始めたころで、海流は不安定。
伴って気候が現代の非じゃないくらい不安定でした。
短期間で気候が激変するので、
完全に定住が進まず、半定住であったとされています。
中石器時代に農耕が始まらなかった理由としては、
定住ではなく、半定住であったこと、
また二酸化炭素濃度も大きく影響しています。
当時は狩猟よりも、農耕の方が博打であり、
管理や刈り取りは行われてはいたものの、
主食にならなかったのです。
以降、二酸化炭素という要素が、
農耕と定住に関連する大事な要因となります。
二酸化炭素濃度の安定は、植物に大きく影響があります。
二酸化炭素の濃度は、
中石器時代で180ppmぐらい、
新石器時代は、260~280ppmくらいと言われています。
この二酸化炭素濃度は何を意味するかというと、
結果、植物にとっての黄金時代と言われるくらい植物に適することとなりました。
正確には、植物がこの二酸化濃度に最適化するように、
進化しうまく適正できたという感じです。
そして、この二酸化炭素濃度は、
産業革命前までほぼこのくらいのレンジであったと言われています。
植物の適正な発育環境が、ついに生まれ、
農耕が開始されることとなりました。
農耕を行うためには、
田畑を耕し、収穫するため、
必然と定住化していきます。
しかし、
植物が適正な環境になったからと言って、
狩猟採取が機能しなくなるわけではありません。
なぜ、狩猟採取の時代が終わり、
農耕へと移行していったのでしょうか。
人口増加と狩猟採取の限界
狩猟採取は中石器時代まで、
人類にとって最も最適化された食料の調達手段でした。
しかし、
新石器時代初期では、
狩猟採取を行いながらも、
農耕が食料調達手段として開始されていきました。
これにより、
食料供給が以前よりも安定し、
出産率と乳児死亡率が低下しました。
栄養面が安定すれば、
当然妊娠可能な期間も長くなり、
飢餓が減れば、乳幼児も安定して育っていくからです。
つまり、
人口が安定して増えていく構造となったのです。
当時の農耕は狩猟採取と比較すると、
労働時間も長く、食料調達の効率で言うと、
非効率的でした。
それでも、増えていく人口を支えるためには、
農耕をやらざる負えないという状況が正確なようです。
農耕は、毎年同じ年、同じ地で計画的に食料を調達できるので、
人口の増加に対応できました。
狩猟採取は、少数であれば機能しますが、
人口が増えた場合には破綻する。
そして人口が増え続ける社会構造となり、
必然的に、選択の余地なく農耕へ移行していった。
という現実があったのです。
ここで1つ、興味深い例を出します。
狩猟採取生活をずっと続けていたらどうなっていたのか。
答えは、
一部の原住民などと同じような状態となっていたかと思います。
狩猟採取生活を選び続けてきた原住民たちは、
社会構造で人口増加を抑止していました。
多くの狩猟採取民族には、
・出産間隔のタブー
・乳児間引き
・若年層の婚姻制限
などが仕組みとして存在し、
人口が増えすぎないための抑止が行われていました。
狩猟採取環境が最適な地域で、
人口増加に関する抑止力が働いていた場合、
原住民的な生活を送る事となっていたでしょう。
まとめ
今回は、新石器時代の環境について解説しました。
気候が安定し、気温が上昇、
人間たちは人口が増え、農耕と定住化が基本になっていきます。
余談ですが、
農耕の要因となった植物の黄金時代、
二酸化炭素濃度は260~280ppmでした。
現代は、420ppmくらいと言われています。
現代では、二酸化炭素排出量問題が問われていますが、
この二酸化炭素濃度の上昇影響について記します。
①気候
・地球温暖化現象が発生
・異常気象が発生
・海流変化リスク
・季節のずれ
②農作物
・一部作物の成長速度が高まる
・予想外の凶作が起きやすくなる
・失敗する年は増える
・食料確保がグローバル依存になっており、
連鎖崩壊リスクが高い
食料確保の歴史を辿れば、1つの可能性として、
人口増加が続く現代は、
農耕特化の時代がまたやってくることになるかもしれません。
はたまた、
この環境下における適正人口まで人口が減っていくのでしょうか。
さて、新石器時代の背景である、
環境変化について知ることができました。
次回はこれらの背景をもとに、
新石器時代における、
動物と人の関り方、すなわち家畜化 です。
これらについてと、
動物愛護、親戚時代の猫🐱についてを解説していこうと思います。
また次回もお楽しみにです!
氷が溶けきる事で、
氷中の二酸化炭素が海に戻っていきます。
二酸化炭素は海から大気、植物をとおり土壌へと循環します。
今までは、気候が不安定であったため、
海の海水は再び各地で凍ったり、
気候が安定するという事は、
この様に、
海に戻ると
つまり、
新石器時代で定住が進んだ要因が見えてきました。

コメントを投稿する
コメントを投稿するには ログイン が必要です.